発散からまた発散 |
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いつものことですが。
(ところで昨日誕生会があったんですが、もしや49ifb4さんの・・・・)
BとHはこういうことだそうです。
この2つの音は全音を3つ並べることによってできるので、三全音tritonusとよばれ、悪魔の音程として忌み嫌われていました。
それで、グレゴリオ聖歌を歌うときにファソラシのようなメロディが出てくると、シの音を半音下げて歌うのが通例になっていました。
(略)
線を使った記譜法staff notationが普及してくると、この半音の変化も記譜する必要が起こってきます。
試行錯誤の結果、階名のシは、音名ではbになりますが、このbの文字を異なるデザインで表示することで二種類の高さのシを表記することにしました。
(略)
ちなみに、ドイツ音名cdefgah(ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー)のhはなぜb(ベー)ではないのかという疑問をもたれる方が多いと思います。
これはドイツ人の合理精神によるもので、シの音のために四角いシの文字を作るのは無駄なこと、要は区別ができればよいのだからbに近いアルファベットの文字hを当てたのが、その理由でした。
ですから、半音下がったシはもちろんbを用います。
「bみたいなh」は、昔ドイツで使われてたやたら装飾ばった文字を見れば納得です。
http://www.library.yale.edu/cataloging/music/fraktur.htm
そういえば、そういう帽子があったような。
なんでCからなのかはわかりませんが、ピアノその他の鍵盤楽器がCから始まってるのが
関係してるんでしょうかね。↓によると、グレゴリオ聖歌に合わせて作られた頃の鍵盤楽器は
BとHの両方が白鍵だったそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Musical_keyboard#Size_and_historical_variation
追記:
「返信」で書かなかったので新規になっちゃいましたが、zig5z7さんの1111番へのReplyです。ゾロ目達成めでたや。
投稿者 viktw2 | 返信 (1) | トラックバック (0)