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揺れによる建物被害少ない可能性…地震波分析

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震度7を記録した宮城県栗原市や震度6強だった仙台市で得られた周期1〜2秒の波の強さは、約30万棟が全半壊した阪神大震災の時の被災地に比べ2〜3割程度だった。周期1秒以下の地震波が強いと、室内にある物は揺れるが、建物には影響が少ない。
 東日本巨大地震による各地の建物被害の状況はまだまとまっていないが、内陸部の栗原市では外観から判断する限り全壊建物は2棟にとどまる。また消防庁によると、判明している死者数の多くは津波被害の激しかった沿岸部に集中しており、内陸部では数十人程度。このことからも、揺れによる建物被害は少なかったと推定される。

揺れによる建物被害少ない可能性…地震波分析 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


地震動分析。周期1~2秒のとこが盛り上がってると倒壊率高い→人的被害甚大。

図は http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~sakai/113.htm#cmt より。(長いので下から読んだ方が早いです)


今回の地震での「不幸中の幸い」。

M9.0には変わりないので道路等インフラ回復にはとんでもない期間かかると思いますが、

当分は重機などのリソースを沿岸部に振り向けて瓦礫除去ひいては復興を早めることができるようです。


この「1~2秒周期」の強さは場所によってばらつきがあり、石巻が6強相当なのに

対して女川原発のある牡鹿は5弱相当、栃木県の旧小川町が石巻と同じ6強相当なのに対して

隣の大田原市は5弱相当となっています。

投稿者 viktw2 | 返信 (0) | トラックバック (0)

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