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【テニス】伊達 40歳の誕生日を勝利で祝う - MSN産経ニュース |
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27日
この日は、39歳最後の日。上背が自分より25センチ高く、16歳若いシャラポワより、163センチの小柄な身体が素早く、粘り強くコートを動き回って好機を待った。
第2セットでパワーの差を見せつけられたものの、最終セット2−3の劣勢で迎えた第6ゲーム。相手のサーブの乱れを突き、正確に攻めるショットで待望のブレークに成功し、勝負を決定づけ、「冷静な状況判断で、終始安定してプレーができた」ことを勝因に挙げた。
28日
前回女王シャラポワを撃破し波に乗る世界ランク67位のベテラン。同29位で昨年、杉山愛(引退)とのダブルスで準優勝した27歳ハンチュコバを容赦なく攻め立てた。立ち上がりに精彩を欠いたフォアが第2セットから決まり出すと、相手が不調のバックを突いて一気に6ゲーム連取。最終セット3ゲーム目は6度のジュースをもぎ取り、試合を決定づけた。
疲労はすでにピークだ。2連覇を狙った韓国のツアー大会で準々決勝敗退に終わり、25日に帰国したばかり。「コートに普通の状態で立てていることが奇跡」というが、「まだまだチャレンジを続けたい。末永く見守って」と前向き。“不惑”クルム伊達の挑戦は続く。
20代の筋力が保てなかったとしても、経験値と駆け引きが明らかに上回ってれば
優位に立てるんですよ。
しかしほんとに、言葉で言うのは簡単だな。