チリ
1人目 と 2人目 |
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「ついに無事に帰ってきた」——。作業員33人が地下坑道に閉じ込められたチリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山事故で、13日午前0時10分(日本時間13日午後0時10分)、救出第1号の副現場監督フロレンシオ・アバロスさん(31)が救出用カプセル「フェニックス(不死鳥)」で地上に引き上げられた。
69日に及ぶ過酷な地底生活を耐えぬいての「奇跡の生還」。約1時間後には、2人目の作業員マリオ・セプルベダさん(40)も救出され、全員帰還への期待が高まった。
セプルベダさんは地底から持参した袋から、岩のかけらを出迎えた大統領や地上の作業員らに渡した。地底生活の「土産」らしい。妻や作業員らと抱き合い、「マリオ、マリオ」とコールされるなか、派手なガッツポーズで喜びの声を絶叫した。
むせび泣く人と勝手に盛り上がる人w 一時は絶望に追いやられた700mの奈落。よくぞ耐え抜きました。
岩だらけの中から拾った「岩のかけら」。でも銅や金の混ざっている文字通り「値千金」の鉱石です。
疲れた様子を微塵も見せないとこもすごいです。「屈強の男」ってこういう人たちなんだなー。
チリ鉱山落盤事故、8時から救出開始 |
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BBCによると日本時間きょう8時に救出開始。(現地時間火曜20時)
目をつぶったまま引き上げ、地上ですぐにサングラスつけて病院へ搬送、
病院で休憩後にようやく待ち続けた家族との再会。
1人の引き上げに12~15分、全員救出まで1日半かかるということです。
地下の作業員を精神面から支える心理チームの責任者、アルベルト・イトゥラ氏は「多くの人が彼らにあいさつに来たり、お祝いをしたりしようとするだろう。でも彼らはそういう状態にはない。ゆっくり休み、新しい環境に適応するための時間を与えなければならない」と話す。
FNNニュース: チリ鉱山落盤事故 政府当局者、救出用トンネルが9日にも貫通するとの見通し 示す |
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「プランB」と呼ばれる2本目のトンネルの掘削作業は現在、作業員のいる地下まで、残り100メートル余りの地点まで進んでいるという。
このまま順調に進めば、9日にもトンネルが貫通する見通し。
作業員を1人ずつカプセルに収容し、トンネルを通じて地上に運び上げるため、トンネルの内壁の補強工事が検討されているが、補強が必要ないと判断された場合、救出は今週末にも始まる可能性が出てきた。
2度ほど「救出開始が早まるかも」ってニュースを見ましたが、いよいよ近づいてきました。
カプセルの往復に3時間、全員の救出に4日かかるそうです。
チリ鉱山生存者を待つ過酷な4カ月 |
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チリ鉱山生存者を待つ過酷な4カ月 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
・「伝書鳩」役のカプセルは、直径10センチほどの穴を通って下ろされるが、作業員らのところに到達するのに1時間、地上に引き上げるのにさらに1時間かかる。
・3つの穴を掘り進める計画だと語る。通信用、食料や酸素などの物資供給用、換気用だ。
・救助作業の大半を地下に閉じ込められている作業員自身が行わなければならないだろう。
・救助隊が分解して届ける掘削機器をどう組み立て、どう動かすかを学ばなければならない。それから上に向かって穴を掘り進め、頭上から落ちてくる岩盤を取り除き、そのうち地上から掘り進めている救助隊を誘導する必要がある。
・ゴルボルネ(鉱山相)はこの18日間、事故現場から離れることはほとんどなかった。8月22日に生存が確認されるまで、家族たちにあまり期待し過ぎないようにと繰り返し呼びかけていた。事故の2日後、救助作業によってまた落盤が発生したとき、ゴルボルネはテレビカメラの前にもかかわらず泣き出した。常に気丈に耐えてきた被害者の家族たちに、悪い手本だと逆にたしなめられてしまった。
・死亡事故が原因でサンホセ鉱山は閉鎖に追い込まれた。だがどういうわけか08年に再開。換気の改善や代替避難ルートの確保などを含む安全基準はまだ遵守されていなかった。
(8/25の記事です。既に3つの穴は通ってますね)
救出用の穴掘削の最終段階がかなり難しい作業になりそうですね。
仮に救出できたとしてもまだ問題山積。一旦閉鎖された鉱山を無理やり稼動されているところがチリ国内に多数あり、またGuardian紙によると会社側が「給料が払えない」と言って一時は裁判所から資産差し押さえの命令も出たそうです。